映画「なまどぅさらばんじ。今が青春」

2025年 宮古島国際映画祭「ドキュメンタリー特別賞」受賞。「なまどぅさらばんじ。今が青春」は、カマドおばぁが取材の中で何度も口にしていた言葉。多良間口で「生きている今が最も輝かしい」という意味をもつ。小さな記憶がつむぐ、沖縄の1つの物語。
映画「ライフマップ」
この映画ではその舞台に参加した障がい者にフォーカスした。発表の場だけでなく、日常の参加者の言葉から、障がいを乗り越えるサポートではなく双方の違いを認め合う、“ケアの原点”を考える切っ掛を探る。
繋ぐひと

東北の厳しい自然のなかで、人びとは身の回りにある素材に手を加え、工夫を重ね、生活に必要な道具や衣服を生み出してきた。そうした生活の知恵と技術、そして地域に脈々と受け継がれてきた文化の記憶を、田中忠三郎は生涯にわたって調査・収集し、記録し続けた。
F2014

直接の証言者ではなく、故人を第三者が語ることで立ち上がってくる人間像。記録でもなく、伝記でもなく、語りのなかからにじみ出る印象の断片を重ねることで、一人の作家の人生を超えた、記憶の風景や時間の奥行きを描き出そうとした。
名前のない道〜TOUR DE TSUMARI

越後妻有――。信濃川流域に広がるこの地域では、3年ごとに「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が開催されている。その関連企画として、2006年から毎年行われているのがサイクリングイベント「ツール・ド・妻有」だ。地 […]
偶景-incidents-

福岡と韓国の文化交流を目的とした企画に参加し、対話や関係性の可能性をテーマにコンセプト映像を制作。二つの場所のあいだに立ち上がる感覚を記録。